RPPのROAS7000%達成!ノーネクタイ文化の先駆者ozieが実践する”選ばれる店”のEC戦略
- ショップ名
- ULTORA 様
- 商品カテゴリー
- プロテイン
- サービス活用中のモール
- 楽天市場, Yahoo!ショッピング, Amazon, オリジナルショップ

「CHANGE EVERYBODY」をコンセプトに、”健康”を追及した成分を意識したプロテインを展開する「ULTORA(ウルトラ)」。素材や成分に徹底的にこだわることで、男女問わず幅広い層から支持を集め、楽天市場をはじめとする複数のECチャネルを展開しています。
EC展開のきっかけから、ECモール運営の課題や成功事例、そしてECマスターズクラブを活用したLINE運用の成果まで、マーケティングディレクターの枝澤 勇太氏にお話を伺いました。
この記事を要約すると…
入会前の課題
- LINE運用のナレッジやリソースがなく、必要性を感じつつも手が回らない状態だった
- 広告費やポイント還元率など、販促費全体の最適化が課題だった
入会後の成果
- LINEによる予約告知で新商品が楽天ランキング1位を獲得し、検索順位も常に上位をキープ
- 費用対効果を意識した効率的なLINE施策のPDCAが可能に
売上だけではない、利益も残す運用を
── 元々は自社サイトのみ運営されていたとのことですが、ECモールに参入されたきっかけを教えてください。
枝澤さん:自社サイトだけではリーチできないお客様がいると感じて、「一人でも多くの方にULTORAのことを知ってもらい、愛飲してほしい」という思いから、楽天市場をはじめとしたモール展開をスタートしました。
── 楽天市場以外にAmazonにも出品されていますが、ECショップの運営はどのような体制で行っていますか?
枝澤さん:2024年に新卒で入社して、最初は自社サイトのSEO対策を担当していました。
すぐにECモールの運用を任されるようになり、モール運営全体を基本的には私一人で担当しています。一部業務は外部にも委託していますが、正直なところ人手が足りていない状況ですね。
── EC運営で最も大変だったエピソードを教えてください。
枝澤さん:一番大変だったのは、広告費とポイント還元を含む販促費全体の最適化です。
ただ売上を伸ばすだけではなく、利益を残す必要があるので、日々数値を追いながらテストと改善を繰り返してきました。イベントや季節ごとに最適な広告比率を割り出していく作業は地道ですが、とても重要だと感じています。
LINEでの予約告知で新商品がランキング1位に。SEOにも好影響
── ECマスターズクラブに入会されたきっかけを教えてください。
枝澤さん:当時、楽天のLINE活用に注目していたのですが、社内にはLINEに関するナレッジもリソースもなく…。「やった方がいいのは分かっているけど、どうしても手が回らない」という状況だったので、LINE運用は専門の方に丸投げしたいと考えていました。
いくつかの会社に相談した中で、ECマスターズは費用とサービス内容のバランスが一番よく、自社の状況にも合っていると感じたため選びました。
── ECマスターズのLINE運用を通して、どのような成果がありましたか?
枝澤さん:元々LINEは月1回を目安にテキスト配信を行う程度でしたが、友だち追加の導線やイベントへの誘導をしっかり作り込んだことで、検索順位が頭打ちだった状態から、ひとつ上のランクに上がることができました。
おかげさまで、今ではSEO対策だけでも上位をキープできています。
また、新商品発売時に予約受注のご案内をLINEで配信したところ、販売開始直後からランキング1位を獲得することができました。
モール内で発売前から認知を獲得しようとすると高額なコストがかかってしまいますが、LINE配信ならコストを抑えながら、しっかりユーザーにアプローチできるのでありがたいです。
新商品発売時の実際のLINEメッセージ配信でのご案内
目指すのは「F2転換率」の向上
── これから挑戦したい課題や目標をお聞かせください。
枝澤さん:F2転換、つまり初回購入から2回目の購入へつなげるという点でも、LINEでのアプローチが一番効率的かつ効果的だと感じているので、さらにLINEを活用していきたいですね。
まずはLINEに登録していただくことが重要なので、今後は通知メッセージに取り組んでいきたいです。
── 最後に、ECマスターズクラブをどんなショップにおすすめしたいですか?
枝澤さん:LINE運用まで手が回っていない企業におすすめしたいです。
すでにLINEのナレッジが蓄積されているので、こちらが細かい指示を出さなくても、高いクオリティで運用していただけて、まさに”丸投げ”できる点が本当にありがたいですね。