「知識も手も足りない」を乗り越える。楽天でLINEを武器にF2転換率を追求するULTORAの挑戦とは
- ショップ名
- シート・土のうの萩原工業公式SHOP 様
- 商品カテゴリー
- 花・ガーデン・DIY
- サービス活用中のモール
- 楽天市場, Yahoo!ショッピング
国内でブルーシート・土のうを製造するメーカー。これまで代理店向け卸を中心に展開していましたが、エンドユーザーへ直接販売するためにECへ挑戦。武田さんを中心に運営を進め、ECマスターズクラブを活用することで効率化と成果改善を実現しています。EC参入のきっかけや、ECマスターズクラブの活用について、武田 直樹氏にお話を伺いました。

この記事を要約すると…
入会前の課題
- EC未経験からのスタートで、効率的な競合調査や分析方法が分からなかった
- 商品ページ改善の方向性を闇雲に模索していた
入会後の成果
- 競合サムネイル比較を活用しCTRが向上
- マンダラートによる共通認識形成で打ち合わせ時間を短縮
卸売からECへ。エンドユーザーの声を活かす挑戦
── まず、ECモールに参入されたきっかけを教えてください。
武田さん:当社はブルーシートや土のうを製造する国内メーカーで、これまでは代理店向けの卸販売が中心でした。しかし、エンドユーザーに直接販売することで得られるリアルな声を新商品開発に生かしたいと考え、ECに参入しました。
── ECショップの運営はどのような体制で行っていますか?
武田さん:実務スタッフ3名の体制で、私は管理を担当し、受注管理は2名が担当しています。デザインは社内のデザイナーが対応しています。前職ではEC経験がなかったため、まったくのゼロからのスタートでした。
国内メーカーの強みを「丁寧なページ」で伝える
── ページ作りで意識されていることはありますか?
武田さん:競合は輸入品が多く、ページ作りが簡素なケースがあります。当社は国内メーカーならではの「品質と安心感」をしっかり伝えられるよう、法人のお客様にも分かりやすく丁寧にページを作り込むことを意識しています。

拡張機能で“競合を可視化”。アクセスは1.3〜1.4倍に
── ECマスターズクラブに入会されたきっかけを教えてください。
武田さん:受注処理・在庫管理・商品登録・競合調査など、最初は手探りで改善を試みましたが成果が出ず、効率的な方法を探していました。その頃、利用していたサービスを通じてECマスターズを知り、社内のセミナー参加者から紹介を受けたことが入会のきっかけです。
── ECマスターズの活用を通して、どのような成果がありましたか?
武田さん:ECマスターズの拡張機能を使い、主にレジャーシートなど一般向け商品の競合調査を行いました。
サムネイルの比較や他社の訴求ポイントを可視化できたことで、改善の方向性がクリアになり、結果としてアクセスが 1.3〜1.4倍に増加しました。
また、社内のデザイナーとマンダラートを活用し、同じ情報を見ながら議論できるようになりました。「何を強調するか」「どこを改善するか」が共有しやすくなり、認識のズレも減少。打ち合わせ時間の大幅削減につながりました。
── これから挑戦したい課題や目標をお聞かせください。
武田さん:3年後にECモール売上を3倍にすることを目標としています。そのために、ジャンル別やカテゴリ別の市場規模を把握し、新商品の追加にも挑戦していきたいです。
ECマスターズクラブは「頼れる分析ツールと相談相手」
── 最後に、ECマスターズクラブを一言で表すと?
武田さん:競合分析から改善までを支える、心強い存在」です。特に出店したばかりのショップにはおすすめできます。これから店舗の改善、クオリティの向上をさせるうえで競合の確認は必須、使いやすいツールやフォーラムもあり、大抵の課題は解決できると思います。