商品数が少ないことが売れない理由にはならない…!?
楽天市場には、商品数が少ないにもかかわらず、ショップレビューが多いショップも存在します。
そのようなショップを簡単に調べる方法はありませんので、今回はいくつかご紹介いたします。
商品数が少ない方へのヒントをお伝えできればと思います。
まず、一升餅を売っているショップさんです。
商品は、一種類のみですが、商品画像1枚目を変えたり、プランを工夫して3ページ登録されています。
こちらも同じく一升餅を売られているショップさんですが、上記のショップさんと違う点があります。
商品数は2つですが、49日用に一升分のかたまり、ハート型など、他のショップとは差別化されています。
続きまして、カスピ海ヨーグルトの種菌を販売されているショップです。
商品ページが4つのみです、1,000件以上のレビューがある商品ページが存在します。
商品数が少なくても人気のショップには、リピート率の高い商品を扱われているケースが多いですね。
また、シクラメンとお米のみ、そしてパンプスを販売されているショップ。
どちらも4ページのみですが、全て送料無料にて登録されています。
これらのように商品数が少なくても、売れているショップの事例は多数存在しますので、ぜひ皆様のショップ運営の刺激になれば幸いです。
他にも、ペットシーツや海苔、化粧品、お試しセットのチョコレート、さつまいも、脱毛器、エンザイムなど、
やはり、リピートされる商品を販売されているケースが多いようですね。
また、こちらの例は、1商品ページのみを作り込まれています。
まとめて買ってもらう工夫や返金保証など、単価アップと転換率を上げる工夫もされていますね。
今回、お伝えしたいことは、
1点目は、商品数が少ないということは、売れない理由にならない。
2点目は、売れないものは売るのは難しいが、売れるものであれば商品数が少なくてもチャンスがある。
の2点となります。
あるショップでは、商品ページを作っては、売り切れたら、レビューがあるにもかかわらず、商品ページを消されており、なかなか売上が伸びないと悩まれていました。
商品ページを消してしまうと、購入履歴やお気に入りなどからも導線も消えてしまい、自らアクセスを減らしていることに気づかない方も多くいらっしゃいます。
楽天市場で、なるべく広告費を使わず、売れつづけるためには、同じ買い物かごで売り続け、一つの商品でもしっかり対策していくのがポイントです。
公開コンサルティングでのご質問
Q.RPP本当に意味ないことにきがつきました
RPPは、楽天市場の中で露出しなければ売れない商品、例えば、商品数が少なく、リピート率も転換率も高い商品であれば、RPPを利用しても売上が上がり、利益が残るケースもございます。
ただ、粗利が低い、単価が安い商品ですと、ROASも上がらず、利益が残りませんので、そういう方には、意味がないことになりますね。
Q.最近イベントの日(0,5の付く日、18日、マラソンなど)以外はなかなか売り上げが伸びません。みなさんはなにか対策されていますでしょうか?
モール主催のイベントにアクセスが集中し、売上が伸びるのは、モールで販売する以上、仕方がないですね。
○○の日などショップ独自のキャンペーンを開催されたり、楽天スーパーSALEやお買い物マラソンの前後にイベントを企画されるケースもありますので、ショップとして、お客様が今買う理由となる企画を検討されてみてはいかがでしょうか。
Q.先ほどのコンプレックス商品のページは、文字がやたらに多かったですが、今は特に文字はスマホには少ない方がいいと言いますよね?コンプレックス商品はそもそも性質が違うのでしょうか?
商品ページの文字が多いか少ないか、どちらが良いかというよりは、その商品ページの説明を読んでお客様が購入したくなるかどうかが重要です。
例えば、オフラインの店頭でも、店員の一方的な魅力のない長いセールストークですと、商品の魅力がお客様に伝わらず、購入されないケースもあると思います。
逆に、感じの良い店員のセールストークによって、すぐ商品を買ってしまったことはありませんか?
それと同じで、大事なことは、お客様に商品を購入したいと思ってもらうことですので、結果的に文字数が多くなったり、ページが長くなっても問題ないかと思います。
Q.アクセスが少なくなってしまいましたが購入者様から見やすいショップなどのご指摘がございましたらお願い申し上げます。
商品ページにアクセスした時に、すぐにどういう商品なのか?どうやって使うのか?が伝わらないと、結局なんの商品なのかがわからず、購入してもらえません。
質問された方のページでは、その点がわかりくいようですので、どの様な商品なのか?どのような用途で使われるものなのか?一瞬で伝えられるよう工夫してみてください。
2003年頃に、プリザーブドフラワーを扱っているショップを担当しておりましたが、当時はプリザーブドフラワーという言葉自体、ほとんど認識されていませんでした。
どのような商品なのか聞いたところ、「水が入らなくて、2〜3年ほど楽しめるお花です。」とのことでしたので、「水のいらない枯れないお花」とキャッチコピーにして販売したところ、ヒットした事例があります。
ポイントとしては、どういうお客様がターゲットかを、明確にイメージすることで、関連するキーワードがでてきますので、レビューなども参考に調べてみてください。
ご視聴いただいた会員様の感想をご紹介します。
E社 Iさま
1つの商品を別商品としてセット販売等をすることで商品展開するのも有りだと思いました。送料が安く済むのでその分を還元できますね。
また、LPにも訴求力のあるキャッチコピーやパワーワードが大事だなぁと改めて感じました。メリットではなく、ベネフィットを伝えることを忘れないようにします。
M社 Oさま
少ない商品数でも、何千ものレビューを獲得し、ランクインするショップがたくさんあることに勇気づけられました。
そこで、購入されやすく、レビューを獲得しやすい入り口商品の商品選び(商品開発)が必須になると思います。日常でも心がけて、そのようなヒット商品を早く開発したいと思います。
C社 Uさま
「商品名」と「商品名の中に盛り込む検索ワード」を区別して考えないとですね。
お客さんがすっと理解できる商品名が大切というのをすっかり忘れてしまっていました。
キャッチコピーも、情報を羅列した文章にするのではなく、文字通りキャッチする文を書かなければいけませんね。
思い出しました。
最後に…
会員制サポートサービスECマスターズクラブでは、1500社以上のショップに、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどの最新情報やノウハウ、オリジナルツールを提供しております。
また、毎週2回配信しております会員限定のライブ配信のうち、水曜日の200名以上が参加される「公開コンサルティング」では、代表の清水が参加者のページを拝見しながら、リアルタイムで改善点などをお伝えしております。
今回は、2020年10月28日(水)17:00〜配信した内容をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
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